これはとある原理を使ったもので
コレといって難しいことをするわけでは
ありません(笑)
そして、その原理そのものは
誰でも経験があるはずです。
ちょっと思い出してみてください。

そして汗を拭かなかった場合
ブルっと一瞬いやーな寒気がする。

プールの前の、足の消毒場所で
ちょろちょろとシャワーの水をかぶると
やたらに冷たくて寒い。

体を拭いてもらったら爽快感がした。
ここらへん。
これらは全て、ある原理が働いています。
お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが
そうです、全て、なんらかの水が体に
触れているんですね。
しかし、プールに入りっぱなしだと寒くないのに
シャワーをちょっとかぶっただけだと寒いのは
どうしてなのか。
そこに、最大のヒントがあります。
実は、水は水蒸気になるときに
熱を奪っていくという特徴があります(※)
これを気化熱というんですが
わかりやすくかくとこんな感じ。

まぁ、気化熱なんて言葉を覚える必要は
まったくないんですけど(笑)
ただ、ちょっと前にエコロジーな冷房(?)施設として
この気化熱を使った機械がテレビで紹介されていたんで
覚えておいて損はないです(笑)

というわけで、この気化熱を使った裏技を
ご紹介します♪
1)100円ショップに売ってるようなやつでいいんで
霧吹きを用意します。
2)涼しくしたいところに、プシューって吹きかけます。
3)うちわであおぎます。
4)よりいっそう涼しくなります(笑)
ちなみに、この気化熱で奪われる温度は
およそ2〜3度だそうです。
夏場の2〜3度といえば、結構涼しいほうだと思いますので
是非是非お試しくださいね。
ご近所に滝がある人は、滝つぼの近くにいくと
かなり涼しいと思います。
近所に滝がある人という条件そのものが
レアだとは思いますが(笑)
正確には、水だけではなく
液体が気体に変化するときは
全て熱を奪っていきます。
注射の前にアルコール消毒したときに
すーっとするのは
気化熱による涼しさです。